照明~不良箇所をとらえる
目視検査の中で検査対象ワークの向きを変えたり、上からのぞき込んだり、照明に近づけたりすることで不良箇所を見つけることができたり、より鮮明に見えたりしたことがあると思います。
それを自動化の中で行うために6月1日のブログ「分解能~良否判定には高分解能」で人の目に例えてカメラについて書きましたが、カメラが不良箇所をとらえるためには光である照明が大切です。
世界中の照明メーカーが不良箇所をとらえるために様々な製品を開発し販売してます。しかし汎用的なものではどうしてもとらえきれない不良があります。そこで弊社は照明を自社開発しております。
特に照明でとらえにくい蒸着紙・ホログラム・罫線などにどのくらい差が出るかご覧ください。
汎用的な照明 | 自社開発の照明 |
光が反射して陰影が安定してない | 反射が抑えられて陰影が安定している |
この照明だと蒸着紙・ホログラム・罫線の不良箇所をとらえることが困難だと言わざるを得ない。 1度に検査することはできないので分けて、工程が増える。 | この照明ならば1度に蒸着紙上・ホログラム・罫線の不良箇所をとらえ、検査することができる。 |